[WR-02G]くまモントラクター ダンパーセッティング

2019年9月19日

セッティングというほど大した話ではありません。

WR-02Gシャーシ標準のフリクションダンパーについて。説明書では前後ともスプリングの上にスペーサーを組むようになっていて、後ろの方が強めにかかるようになっていました。

とりあえず説明書通りに組んで走らせてみる、というスタンスの私はしばらくそのまま走らせていたんですが、どうもやはりぽんぽん跳ねるのですね。それによく転ぶ。

そこで。

スペーサーを外してみました。

写真だとわかりにくいんですが、説明書通りの長さに組んだダンパーで、スペーサーを入れない状態でタイヤを浮かせると、足が伸び切った状態でスプリングも伸び切ってさらに隙間が空きます。隙間はわずかですが、スプリング長よりもダンパー長の方が長く、余るのです。

この状態で地面に置くとスプリングが縮み、初期状態で若干下がった状態になります。

が。走ってみるとこの方が圧倒的に安定しました。ダートの踏ん張りにも問題なく、舗装路でも曲がれるようになりました。舗装路ではやはりスピードをかなり落とさないとコケますが、それでもスペーサー有りのときよりもだいぶ良いです。

ただ、この状態だと、ポンとスロットルを開けたときのウイリーが弱まりました。かかった荷重をリヤサスが沈み込んで吸収してしまうのでしょう。ウイリーマシンとしてこれでいいのか、という話はありますが、普通のビッグフットとしてはこの方が走りやすいです。

次はオイルダンパーを試してみたいと思ってますが、この車の特性みたいなものがごっそり無くなりそうな気配もありますね。