【DF-03】ダークインパクト 雪上走行

2019年9月19日

ダークインパクト(DF-03シャーシ)に防水対策を施して雪上走行をやってみました。

雪の多い地域に住んでいるため、冬場はなかなかRCができないのですが、逆にこの雪を楽しまないという話もないということで、ためしにダークインパクトでの雪上走行にチャレンジしてみました。

DF-03防水対策

まず防水対策ですが、DF-03というシャーシはもともとギヤボックスが密閉型で、バスタブシャーシです。加えて、ボディとシャーシの形状がピッタリ一致しているので隙間がほとんどなく、もともと防塵性能はなかなか良い方だと思われます。

とはいえ電気系はやはり水分厳禁。もともと防水にしようと思って組んだわけではないため、メカ類はすべて非防水のものばかりです。

受信機&ESC

もっとも重要な電気系統の防水ですが、かなりシンプルにやりました。

ESCはフタバのMC331CR。もちろん防水ではありません。これをセリアで買ったジッパー式のビニール袋に入れました。キキララの絵が描いてあるのは愛嬌です。たまたま自宅にあったものを使ったので少々大きすぎますが、もう少し小さいものも売っているので次回はそういうものにしようと思ってます。ESCをまるごと入れ、ケーブルを出す隙間だけ残してジッパーを閉めます。丸ごと水没させるわけではないのであまりシビアにはやっていません。

ESCを袋に入れると放熱の問題がありますが、雪上走行はもともと寒冷地で行うため、気温がかなり低いので1パック分程度ならほとんど問題ないようです。発熱量は状況によって異なるので何とも言えませんが、私がこのESC+トルクチューンで6.6V2200mAhのリフェ1パック分を走らせた限りでは、走行直後でも触って「少し温かいかな」ぐらいの発熱でした。

受信機はフタバのR314SB。これも防水ではないためESCと同様に袋に入れました。

サーボ

 

サーボはフタバのS9470。これも非防水なのでまるごと袋に入れた上で袋ごと取りつけました。サーボホーンの取り付け部と設置用のビスの部分だけ穴を開けてそのまま取り付けています。

バッテリー

バッテリーももちろん非防水なので防水するわけですが、ケーブルの根元など、パッキングの隙間部分を埋めるのが良いようです。ネットで調べるとコーキングで処理している人が多いようですが、絶縁テープで行いました。

通常のビニルテープでも良いかもしれませんが、私は3Mの絶縁テープを使いました。

このテープはもともと絶縁用ですし、伸びもよく、接着力もあり、周囲がベタベタしたりすることもありません。非常に質が高い印象です。防水用としてではなく普段から絶縁テープとして使うのに持っていたものですが、使いやすくて非常に便利です。

コネクタ部他

他、バッテリーのコネクタやスイッチ周りもそれぞれビニール巻きにしました。袋に入れるような形状ではないため、適当な大きさに切り取ったビニールを巻き、両端を結束バンドで縛っています。

この状態で1パック分走り回りましたが防水は全く問題ありませんでした。

※防水対策及び雪上走行は自己責任で行いましょう。基本的にどの部品もメーカー保証外のはずです。

走りは・・・

やはり雪上ではデフが邪魔をします。デフロックできると良いのですが、ダークインパクトはバギーなのでそういう仕掛けはありません。ボールデフの締めを強くして固めにすれば少し走れるようになるかもしれませんが、そこまではしませんでした。

圧接の部分はドリフトしまくり状態でかなり楽しいのですが、少しでも柔らかいところに突入するとタイヤが雪だるま状態になり、デフによって空転してしまいます。

また、センターワンウェイも雪上走行には最悪で、バック時に4輪駆動にならない(後輪しか回らない)ため、スタック率が上がります。

とはいえかなり楽しいことは間違いありませんでした。

クロウラーマシンも欲しくなってしまうぐらいに、雪上RCにハマりそうです。