【DF-03】ダークインパクト初走行

2017年10月21日

ダークインパクト、ようやくボディの塗装とマーキングを終え、初走行に挑みました。

LiFeバッテリーをカットオフ機能のないESCで使用する

四半世紀ぶりの初心者のくせによくわかってないチョイスで組んだ結果、どうやらいわゆるリポカットと呼ばれるバッテリーセーフカットオフ機能のないESCとLiFeバッテリーをコンビで買ってしまった模様。

ESCはフタバのMC331CRで、これはブラシ付きモータ用の入門モデル。リポカット機能のないESCです。

バッテリーはイーグルのLiFe2200というやつ(写真)のもの。

しかしあわてない。今回購入したプロポはフタバの4GRSというやつ(写真)。

このプロポにはテレメトリーという受信機側から情報を取得する機能がついていて、受信機で検知したバッテリー電圧によってESCをストップさせることができる「フェイルセーフ」という機能がついているのです。そこで、ここでカットオフ電圧を5.3Vに設定しました。(1セルあたり2.6V程度で、設定値にあった近い値にしてみました)

初走行は前途多難

勇んで自宅の玄関から玄関土間へジャンプし、そのまま玄関から玄関前のガレージへジャンプ。ガレージから表の道路へ、と出かかったところで停止。あれ?

近づいてスロットルレバーを押すと「ぎゅーん」とモータの回る音がし、車体は全く動かず。

わずか5メートル程度走行していきなりピットインと相成りました。

ピニオンケースを外してみると、ピニオンギアが緩んでモータが空転していました。ピニオンの締め付けが甘いとかもうどんだけ素人なんだという…。

締め付けを直して改めて外へ。

今度は軽快に走る走る。…まっすぐ走らない。

家の前の通りで全開走行してみると、ぎゅーんと左へ反れて行きます。ニュートラル出てない…。

しかしまだコースを走ってるわけでもなく、とりあえずぐいぐいステアリングを切りながら駆け回り、荒れ地と化している庭へ豪快に乗り入れ、ポンポン飛び跳ねながら走り回る。バギーの醍醐味ですね。楽しい楽しい。

気持ちよく走り回っていたら少し大きなショックを受けて飛び上がる。大きいとはいえバギーとしては全く問題ないレベルの衝撃のはず。なのにまたしても動かなくなりました。近づいてみると、やはりモータは軽快に回り、車体が動かない状態。またピニオン取れたかな…。

再び家に戻ってばらしてみると、今度はモータがズレてピニオンギアとスパーギアの間に隙間ができてしまってました。どうも締め付けが甘いようです。

ついでにギアカバーの裏側を拭いてグリスアップしなおし、バックラッシュを調整してモータを再マウント。今度は強めに締め付けます。

三度目の正直。ということで今度は近所の公園まで行き、ダートを爆走してみました。楽しすぎる。軽快に砂をまき散らしながら走り回る。(夕方遅めの時間でもう暗くなってたので公園には誰もおらず、R/Cカーを走らせても問題ない状況でした。)

軽快に走っていたらまたしても強めにゴツン。今度は大丈夫、走る走る、と思ったのもつかの間、…曲がらない。

ボディを外してステアリング操作をしてみると、サーボセイバーが緩んでしまって動きを伝えられない状態。三度目の正直で三度目のピットインになりました。

サーボセイバーはどうやら組み付け時にビスを一回り細いもので組んでしまっていたようで、しっかりマッチするビスで組んだらがっちりと固定されました。合わせてステアリング周りのロッド類を調整してニュートラルも確認。

こんな感じで初日はガタガタでありましたが、全部で15分ぐらいは走ったんじゃないかと思います。プロポのカットオフを設定しても心配だったLiFeバッテリーは、テレメトリーモニタで電圧をときどき確認しながら走ってましたが、15分ぐらい走ってもまだまだ元気でした。四半世紀前のニッカドしか知らない私には夢のようなバッテリーです。